《MUMEI》 転校生がやって来る朝や!… 学校や!… 皆が“おはよう”と挨拶を交わしている… まぁ俺もやけど… ちなみに俺は友達は多い方や… 女友達も多い… でも彼女はずっとおらん… 理由は…一途なんで… まぁそんな話しはどうでもええねん 所変わって教室… 教室にはやけに男子が少ない… 「今日は男子休み多いなぁ〜」 「休みじゃあ無いよ」 俺の独り言に誰かが反応した… 「おぉ皐月、おはよう」 「うん、おはよう空」 こいつは南井 皐月(みない さつき)俺が一番親しい女子。 「休みちゃうんやったら皆何してるん?」 「転校生を見に行ってんの、すっごいかわいいって噂だからね」 「へー」 「へーって見に行かないの?」 「どうせ後で教室来るんやろ?じゃあ急ぐ必要無いやろ?」 どうせ後で見れるんやし… 「ふ〜ん…そっか」 そう言いながら自分の席に戻る… どこか嬉しそうに見えたが… 気のせいやな… 「は〜い席つけ〜」 そう言いながら担任が入って来た… 男子も全員帰って来ていた… どうやら転校生がきたようだ… 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |