《MUMEI》 +。。信じられない。。+. それは4月8日のことだった。 私(美優)は、6時くらいに家に帰宅した。 健人はもう帰ってきていた。 「美優?おかえり」 「あっ!!たっだいまぁ―♪」 私はいつものテンションで部屋に入る。 その時、私は健人に呼び止められた。 「美優!」 「ん?何だねぇ?」 「何だその言い方!キモイから!俺、今日でかけるから」 「えっ!?こんな時間に!?」 「……友達に呼ばれたんだよ。とにかくそうゆうことだから」 そう言い残して健人は自分の部屋へ戻っていった。 友達……?? 聞いたことない。 光介たち以外にいたっけ? 昔から男子にはあまり好かれていなかった健人に、男友達なんていたっけ? そんな疑問を抱きながらも、"行ってくる"と言った健人を見送った。 この日から、健人はよく出掛けるようになった。 不思議に思ったけど、私はあえて何も聞かなかった。 そんな毎日が続いた日の夜。 私は季節はずれのアイスが食べたくなり、コンビニに行くことにした。 私は愛用の靴を履き、コンビニへ向かった。 コンビニの近くまで来た…… その時… 「健人ぉ―!!おなたすいたぁ☆」 「あっ!!私も♪」 「はぁ〜?だから何だよ」 「何か買ってよ♪」 「私にも〜☆」 えっ…!? あの女たち―……… ってか健人!? 「わかったよ!!買う」 「健人ありがとぉ♪」 誰―…? 健人……… その女たちは…。 女たちは健人にベタベタしながらコンビニに入っていった。 私は走って家に帰った。 信じられない……。 何であんな女たちといるの?? また夜遊び? なら何で? 私は頬に涙が伝うのを感じながらベッドで眠りについた。 . 前へ |次へ |
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