《MUMEI》
謎の少年(2)
「君が案内人?」
麻美が少し小走りになりながら言う。

「そう、」

「名前は?」

「SASUKE/150Ka」

「それ、名前?」

「えっあぁさっサスケ」

「うっうん分かった」

変な名前、まるで牢獄に入っている人のような。

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