《MUMEI》

「ちょっと寝ようかな。」


「はい。時間になりましたら、起こしますね。」


「うん。」



僕は椅子から降りて、暗闇へ歩いて行った。


暗闇の中--------------


僕は今、寝室の扉へ向かって歩いている。


この扉の中は、特別な造りになっている。


ここは、
僕が造った。


ずっと昔に…。



すると、寝室の扉が見えてきた。

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