《MUMEI》

「18時かぁ、行かなくちゃ。」


僕は靴を履き、立ち上がった。



「ありがとう、79。行ってくるね。」


「はい。」


僕は扉を開け、椅子が置いてある方へ歩いて行った。



最近
僕の体は疲れやすい、
それは79も同じ。



そう僕たちには、刻々と時間が近づいている。


止まらない時間…


カチカチと
音を立てて
進む針…



僕たちは
時間の中で生きてる…。

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