《MUMEI》

「街までまだ遠いね。」


「そうだな。」


『そうだ!アキラ、ムロを出してくれよ。あいつに乗っていけばすぐだぜ!』


「そうだね。じゃあ早速。」


「ダメだ!」


『なんでだよ!テンア。』


「ムロに乗って街に近づいたら、街の兵士たちに警戒される。」


「そうだよな!あいつはモンスターみたいだもんな!」


そうだった…

シンヤと
ムロは
仲が悪いんだった…。

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