《MUMEI》 坂下カンナ私は短大生 隣に居るのは友人の遥 カンナは遥に初めて彼氏を紹介した 保だった 三人で食事をして、楽しく話をしていた しかし、ある日保の様子がおかしいので後を尾けた すると遥が居て、二人は楽しそうに手を繋いで歓楽街に入って行った ある店に入って 二人で楽しそうに食事をしている カンナは目を疑った 二時間程して二人が店から出て来た 今度はラブホに入って行った カンナはショックで頭が、真っ白になっていた ≪裏切り者、絶対許さない≫ カンナは、その場を立ち去った 数日後、私は遥と保を呼び出して湖にドライブに誘った ≪コレ、みんなで飲もう≫と言って睡眠薬入りのコーヒーを遥と保に飲ませた 私は飲んだフリをした 私は運転している 遥と保は寝ている 湖に着いた まず遥を車から降ろす 台車に乗せて湖まで運ぶ 湖に遥の顔を押さえ付けて、もう二度と動かない様にする そのまま沈める 次に保にも同じ事をした 男だから少し大変だった ≪フゥ〜ッ≫ カンナは塀の中に居る 気分はいい ≪裏切られたまま生活するより、ここの暮らしの方が、まだマシよ≫ 明かり取りの鉄格子から光が入って来る ≪幸せだ≫ カンナは後悔していない 殺意はあったが本当に死んでしまうとは思わなかった ≪アナタも来てみませんか?≫ 前へ |次へ |
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