《MUMEI》

それは金髪小僧の闘争心に肩透かしを喰らわすようなピットインだった。


フリー走行から手の内を見せない腹づもりなのだろう…。


金髪小僧は、後ろに岡ヤンが居なくなったことにも気付かずに全力疾走でコースを攻めている…。

それは可哀想なまでに間の抜けた走りに見えた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫