《MUMEI》
再び
いつものように番犬と守衛の目をかいくぐり、ダイヤの目の前へ辿り着いた。

難なくダイヤを盗んだ先生は屋敷の外へ出た。

外へ出た先生の目に人影が飛び込んできた。

やはり、あいつは待っていた。

「待っていぜ。アフロパンダ!!今日こそ捕まえてやる!」


「ワカメブーメラン!!」

その技ならこの前見切ったぜ!

先生は軽快なステップでかわすと煙り玉を投げた。

辺りは何も見えない。

しかし

「ワカメヘアブーメラン!!」

ヒュルルルー!!


「これは当たったな。クク。」

なんとワカメブーメランは2つあったのだ!!

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