《MUMEI》

私は椅子に座り、腕時計を見た。

あと1分で7時


「あと1分かぁ…。」


本当に
来るのだろうか…。


だがもし
男が来たら、
どうやって殺そう…。



すると
"コンコン"

「誰だ!」


「失礼します。」


扉を開け中に入ってきたのは、あの黒子だった。


黒子の隣には、見知らぬ紳士があの男を背負っている。


本当に来た…。


信じられない…。

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