《MUMEI》

夜中------------------


私はベッドの上で寝ている。


僕は静かに扉を開け、春谷津閏朗に近づいた。



「さてどこを貰いましょうかね。
契約で1つ、処分として1つ、計2つ貰いますね。」


僕は、春谷津閏朗の体を見た。


「唯一健康な左肺と、肝臓を貰いますね。」


すると、左肺と肝臓が体から抜け出て、どこかに消えてしまった。



私は何も気づかず寝ている。


僕はビンを出し、春谷津閏朗から魂を抜け出し、ビンに入れた。

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