《MUMEI》

裕斗を四つ這いにし、腰だけを高く上げた格好にさせ、俺は密部に舌先を這わせた。

裕斗は枕を握りしめたまま躰を小刻みに震わせている。




「はぁ…、ぁっ、ぁん…、ん―っ…」




甘い声を漏らしながら…、そしてイヤイヤをするかの様に頭を緩く振っている。




「本当ゆうちゃんは感じやすいんだなー、可愛いよ…」




「ぁっ、だって…、
秀幸が好きだから…
ああっ…」





舌を差し込み、えぐりながら攻めると中がビクビクとうごめくのが舌に伝わってくる。





俺はわざと音をたてながら感触がなめらかになるまで愛撫した。






俺の唾液ですっかり柔らかくなった密部に指をずるっと挿れる。





熱い中が痙攣しながらきつくしめつけてきて…。





俺はあまり動かさず、じらしていると、裕斗の腰が自分で前後に動きだした。




クチュ…クチュ…クチュ…



「本当、この子はエッチだなあ」

「だって…ハァ…気持ちイイよぉ、アーン…、、はぁあ…」



俺は裕斗に覆い被さり、うなじに舌を這わす。


同時に高ぶりを腿に押しつけると裕斗は短く息を飲みこんだ。

「俺が欲しいか?」

「欲しいよー…、もうめっちゃ辛い…、挿れて…」



「じゃーこれからはちゃんと連絡取れる様にすっか?
もーすっげー辛かったんだぞ?」




「はあ…、ご免なさ…い…、する…ちゃんと…する……あっ………アアッ!
あ――っ……」




俺はゆっくりと体を繋げながら




「絶対だぞ、な…
はあ、裕斗…、すげー会いたかったんだぞ、…いー年のオッサン不安にさせんなよ…
愛してるよ、裕斗…」

前へ |次へ

作品目次へ
ケータイ小説検索へ
新規作家登録へ
便利サイト検索へ

携帯小説の
(C)無銘文庫