|
《MUMEI》 煽り倒される屈辱オレは直角コーナー手前で遂に金髪小僧の前に出た。 （…と言うより出てしまった。） そしてド素人ハングオンで右コーナーを攻め上がる！ だがオレンジ色の NSR の気配は、オレの背後にピタリと張りついて離れようとしない。 すぐさまのＳ字クランクも、オレンジ色のプレッシャーは後ろからジリジリとオレを威圧した。 この様子を端から見ると、どのように映るのだろうか…？ 中学生に煽り倒される高校生…。 （何やってんだオレ…） 激しい(？)バトルの最中にも関わらず、オレの心中に悔しさを通り越した情けない気持が満ち溢れてきた。 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |