《MUMEI》
序章
3月15日 北海道


3年振りにニューヨークから日本へ帰ってきた。

1、2回、空気を大きく吸い、肺に取り込む。

「ふう〜。やっぱり日本の空気は旨いなぁ〜。」

3年振りに日本へ帰ってきた俺は、久々の日本に感動している。

「久しぶりにあの居酒屋へ行ってみるか。」

そう思った俺は、電車に揺られ30分後には郊外の小さな町に来ていた。

あのおじさん元気かなぁ〜

ワカメが好きなおじさんで、よくワカメ議論をしたっけ。

俺はちょっと早足で入り口へ向かった。

次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫