《MUMEI》
王族ノ娘
長い廊下。
街を見下ろせるベランダ。
私専用の広い部屋。


王族の愛娘と街の人々に可愛がられ、天使候補達は私に気に入られようと必死に話しかけて来た。


私の契約天使になるため。


私はこの制度が嫌い。

私はどうして王族に産まれてしまったの?

なれるなら…普通の暮らしをした、普通の女の子になりたい。

こんなドレスを毎日着て、街の人々に笑顔で振る舞くなんて…もう…うんざり…。


そして…天使認定式が終わり、私は契約天使を選ばなければいけなくなった。

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