《MUMEI》 褒めてあげる『…………………………』 今は登校中… 俺と茜の間に会話は…無い 「………ねぇ…空…」 「ん?何や?」 いきなり茜が話しかけてきた… 「その……ごめんね…?」 「…何が?」 「えっと…その…昨日……頑張って我慢してくれたんだよ…ね?」 「あ………………」 茜は真っ赤になっている… 「ま…まぁな…」 「いきなりすぎたよね?」 「まぁな…でも…お前が謝る必要は無い」 「…?…」 「いきなりすぎたっていうのもあるけど…やっぱり俺は茜を大事にしていきたいと思ってるから… せやから…頑張った…自分を褒めたいぐらいや」 「…………ありがとう空」 茜は微笑みながら言った… そして、その後、必死に背伸びをして俺の頭を撫でてくれた… 「よく頑張りました」 と、言いながら… その様子が、とてつもなく可愛くて… 気が付けば… 茜を抱きしめて… キスしていた… 茜は怒っていたが… 嬉しそうな顔をしていた… 前へ |次へ |
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