《MUMEI》

ある日朝早く

病院に行った

時間は 5時

病院は開いてはいるものの人の気配はない

病室に入った

アイツは寝ている

「おぃ、起きろ」

「ん………んン?ミナヅキくん?どうしたの?こんな時間に」

「ちょっと行くぞ」

「え?どこに行くの?」

「いいから」

「ぇー、んー」

「強いて言うなら取って置きの場所だ」

「わかぁったぁ」
眠い目をこすり付いて来る

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