《MUMEI》

「何だよ、金ぐれー遠慮すんなよ、
てかコイツがただ金になるだけだろ?
んなダイヤじゃねーんだしよ、そんなに変わんねーって、
よし、コイツの金だな!じゃーこれは…貰うな?」

「…うん、でも凄い高いよ?…あっ」

いきなりボフッとベッドに横向きに沈められて




「そんなんより明日は何の日だ〜!」


「ちゃんと分かってる!秀幸の誕生日……
あーっ、エッチ…、ふぁぁん…ハァ…」




密部に指先を挿入されクチュクチュと音をたてながら弄られだす。




そこは中出しされたのとローションで湿ったままだったみたいで…。



俺、入り口が堪んなく感じるから…

「あんん…、イイ…、あん…」





クチュクチュクチュクチュ…





「明日の晩、一緒に過ごしたい…」




両足を開かされ、指の本数が増えた。めっちゃ溶ける。


…ダメ…




「俺も…一緒にいたい…、あっ!あっ!あ――っ!」




乳首を鋭く甘噛みされ、指も奥まで一気に挿れられて……



「よし、明日は一緒に過ごそうな…、裕斗のエッチな躰いっぱい可愛いがってやるからな」



秀幸はニコッと俺に笑いかけたかと思うと俺からすっと離れた。



「朝飯用意したぞ、もう起きれ〜」



「な…!」




ベッドから降りようとする秀幸を俺はとっさに起き上がり袖を掴んだ。



「どうした」




笑いを堪えた表情の秀幸。
俺は秀幸の股間に手を充てた。



「バカ!秀幸だって大きくなってんじゃん、抱いてよ…意地悪…」






――それからいっぱいキスをしながら甘く激しく…確かめあった。




エッチはやっぱ好きな人とするとめっちゃ感じる。





だって好きだとキスが止まらなくなるから。




触れて貰って、求められて……触れて求めて…




「暇さえありゃこうしててー…」





お互いにイった後、深く結合したまま、汗だくの冷えた躰を合わせながら何度も唇を重ねる。




名残惜しくて離れられない…。




「俺も…、好き、秀幸…、好き…」





つか二人きりになると抱き合ってるだけな気がする。







でもこれは始まったばかりの俺達に一番大切な事だから…。





「ナニ泣いてんだよ」





目尻を舌で舐められて俺は擽ったくて、秀幸の頭を抱きしめた。





「だって好きなんだもん」









――恋が止まらない。






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