《MUMEI》
+。。暇つぶし。。+**健人**
退屈だ……………。



学校って本当に退屈。



何のためにこんな施設があるんだ?



「おいっ。星澤!俺のノート書け!!」


「え〜!?またぁ〜!?私、健人くんのパシリじゃん〜しかも光介くんの彼女なんですけどぉ」


「光介の彼女だからパシるんだよ」


星澤は仕方なさそうに俺の机からノートをとった。


楽しいことなんてコレぐらい。星澤をパシることぐらい。


最近、つまらなすぎて困るよ本当に。


何かねぇかなぁ〜…。














《学校終わったら○△公園に来て☆3人で待ってるからぁ♪》


そんなメールがいつの間にかきていた。


3人かよ…………。


まぁいいか。


俺は1日が終わると学校を急いででた。




「あっ!!健人ぉぉぉぉ♪」


俺が公園まで行くと一人の女が抱きついてきた。


他の2人はベンチに座って俺の名前を呼ぶ。


「座ってくださいな〜♪」


俺は女2人の間に座らされた。


「何かしたいの??」


俺は女3人にそう言って一人の女の髪を撫でる。


「会いたかったの♪」


「あっそ」


言っとくが3人は俺より年上だ。


それでもこんな冷たい態度で平気なのは付き合いが長いから。

「今日はいつもよりクールで格好いい!」


「だねぇ♪冷めた顔がいい♪」


「健人ぉぉぉぉ♪」


俺の暇つぶしはいつも女だ。









そんな人生でいいんだ。



本気の恋なんて…………




もうしたくない……………。






そんな俺も、






ある女のおかげで変わることになる―……………。

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