《MUMEI》

岡ヤンは NSR のキック・ペダルを踏んだ!


パラァァンッ!!

細い排気音がなんだか力強く感じられる。

赤白の NSR も岡ヤンも、普段よりずっと大きく見えた。


兄貴『コケてもいーから完走しようぜ!』

岡ヤンは目で兄貴に笑い返す…

そしてメットのバイザーを勢い良く下ろした!


岡ヤンは、ピットから真っ直ぐに1番グリッドへと走っていった。

(アクア・サーキットでは、コースとピット・ロードを遮る壁がありません。)

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