《MUMEI》
*。*耐えられない*。*=龍也=
明日から学校だ。




正直、行きたくない。


だって和哉と愛梨沙はもう付き合ってる。


2人は一緒に笑って幸せなオーラをだしてくるんだ。


そんなの俺が耐えられるか?

きっと耐えられない。


愛梨沙のことを誰よりも想っていた俺が何でこんな思いをしなければならない?


俺は今でも愛梨沙のことしか想っていないのに…………。


愛梨沙は俺のことをただの友達だと思ってる。


記憶を失うって怖い……。



でも、出来るなら俺は今、記憶喪失になって愛梨沙のことを忘れたい。



愛梨沙を好きな自分からおさらばしたい。



辛い思いばっかりしなくちゃいけないなんてもう耐えられねぇよ。










愛梨沙―…………………









君は…
自分が記憶喪失になってしまったとゆうことを知った時…

どうゆう反応をするだろう。



信じる?


信じない?




多分、
信じない…………







よな。









俺と愛梨沙が交わした






約束も。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫