《MUMEI》

「貴様魔族だな。」


「はい。」


「上級者か。」


「はい。」



俺たちには、分からない会話をテンアと男性はしていた。


「この街で、上級者は何人いる?」


「数えるほどしかいませんね。」


「そうか、お前は上級者の中でどれくらいだ。」


「そうですね…、自分で言うのを何ですか、結構上ですよ。」


「そうか。後でお前と話がしたい。」

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