《MUMEI》 昼食は美味しかった「…へ〜紗枝ちゃんかぁ〜かわいい名前だねぇ〜」 「あ…ありがとうございます…」 「義人…あまり紗枝に近付くな」 今は屋上にて昼食中… 義人がずっと紗枝に近付こうとするが…阻止… 「…しっかし、驚いたなぁ…まさか宗一に妹がいたとは…」 稟だ… 「まぁ、俺も昨日知ったし」 「え?マジ?」 「大マジ」 「成る程…」 それからは雑談に花を咲かせながら、飯を食った… 紗枝の弁当はうまかった… 紗枝はもう友達が出来たらしいが、今日は俺の為に誘いを断って来てくれたらしい… 悪い事したな… 「いいよな〜… あ〜んなかわいい妹がいるなんて…いいなぁ〜宗ちゃん」 「……………やらんぞ…」 「ガーン………」 やるとでも思っていたのか? 俺達五人は全員普通ならモテる顔だ… 俺は、無愛想… 義人は、軽い… 稟は、女に興味無し… ミッチーは、馬鹿… カズは…普通にモテる… だから、稟とカズ以外は女はあまり近寄らない… だから… それだけに… アイツの存在は… 特別だった… 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |