《MUMEI》

「仕方ない。」


テンアは暴れるのを止めた。


「じゃあ行きますよ。」


マスターは高く飛び上がりどこかに消えてしまった。


『テンア…。』


「消えちゃったね、2人とも。」


「あれも魔法なんだよな。」


『あぁ。』


俺たちはマスターが消えてしまった当たりを、口を開けてただ見ていた。



そのころテンアたちは、秘密の部屋と呼ばれる所に着いていた。

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