《MUMEI》 余裕で遅刻…「…………9時…か……」 現在時刻…9時… 俺はベットの中… 言っておくが…平日… 学校…有… 「……………遅刻だな…」 久しぶりだ… いつもは7時には目覚めるのに… まぁいい… とっとと行くか… 俺は、学ランに着替えると鏡を見てみる…髪がボサボサだったので少し整えてから一階に向かう… 「遅いんだよボケ息子っ」 挨拶がわりに飛び膝蹴り… 「うぉっ!」 何とか避ける… 「ちっ…」 「オイッ“ちっ”って何だよ」 「さっさと学校行けバカ息子」 「わぁーてるよ」 “行ってきます”っと言って学校に向かう… 家から学校までは… 徒歩15分… 走れば10分ぐらい… 俺は今走っている… どうせ遅刻なのに… 何故か走っている… 自分でもわからない… 学校が見えてきた… ラストスパートをかける… ゴー……… 『わぁ!』 誰かとぶつかった… 「ってぇな〜」 「スマン…って義人…」 「ん?おぉ、宗ちゃん!」 ぶつかった相手は義人だった… 「珍しいじゃん、遅刻なんて」 「寝坊だ…」 「ハハハ、成る程…………それより宗ちゃん知ってる?今日ウチのクラスに転校生来るんだよ」 「へぇ〜……じゃあ、その転校生を見に行きますか」 『お〜』 二人で教室に向かう… 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |