《MUMEI》
シフォンケーキ
「テンアさん、お茶を飲みませんか?美味しいシフォンケーキもあるんです。」


「シフォンケーキ?」


ケーキとは
なんだ?


カレーライス
みたいなものか…。



マスター立ち上がり、棚を開けた。



「あっすみません。今紅茶の葉を切らしていました。」


「別に問題ない。」


「今ミルティールに買いに行かせています。ちょっと様子を見てきます。」


「あぁ。」


マスターは1つしかない扉を開け出て行った。

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