《MUMEI》

私は走ってゴミを置き、息子の所へ駆け出した。


「どうしたの?」


「おむかすうた。」


お腹すいたと
息子は言っている。


「ごめんね、今準備するね。」


息子はコクリと頷き、ゆっくりフラフラしながら歩いていった。


どうして
私の息子は障害
を持って生まれたの…。


元気で
普通の子が
良かった…。



もう嫌だ
こんな生活…。

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