《MUMEI》

すると息子は泣くのを止め、静かに眠っていった。


私は起こさないように息子を布団に寝かせ、汚れた所を綺麗にした。




私はお茶をいれ、深いため息をついた。


あんな
息子
いなければいいのに…。


死ねばいいのに…。


そうすれば
私は幸せ
になれるのに…。


「あなたの望み僕が買いましょう。」



どこからか声がした。



息子の声じゃない。

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