《MUMEI》
存在
彼に近づきたくて、彼の後ろの席の友達のとこに何時も行った。


少しでもあたしの存在を知ってほしくて…。

少しでもそばに居たくて…。



窓の外の桜を見る振りして、彼を見た。
真面目に黒板を見てる姿は、素敵だった。



話してみたいよ…。
ねぇ…?

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