《MUMEI》
VS影
「チッ」

素早い。


飛びかかってきた相手の左脇をすり抜け、振り向きざまに簡易魔法陣を展開。


「──、『風織弾-ウェルガ』ッ!」

幾重にも重なった風圧の塊が相手の右肩に衝突。
そして、破裂。

(ヴン)

魔力の器が解放する音とほぼ同時に相手の右肩が吹き飛ぶ。


「(よし、)」

確かな手応えを感じ、うつ伏せに倒れている相手──シャドウを見つめる。

シャドウは人の形をしているが人間ではない。
というか生物ですらない。

人の悪意、嫉妬、恨みが具現化した、いわば塊。
オレ、レウス=ウェイナの今日の任務がシャドウの討伐。

それが今、終了したってわけだ。


そろそろ学園に帰ろっかな?

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