《MUMEI》
微妙な変化《神》
「…………………………」

(めんどくさい…)


時刻は7時…


場所は旧校舎…


目の前には三匹の猫…


今は朝飯中…


三匹仲良く食べている…


静かでいい時間……


「あれ〜新堂君だ〜」


「…………………………」

振り向けば…


「テメェ…」


毎度お馴染み、和泉 水城


コイツは何でどこにでも現れる?


「おはようニャン」


「…………………………」

「…うぅ…おはよう」


「…………………………」

「お・は・よ・う!!」


「うっせーな!耳元で叫ばなくても聞こえてる!」


「じゃあ返事返してよぅ」

「…………………………」

「じゃないともう一回叫ぶよ?」


「……………おはよう…」

なんなんだコイツ…


「……エヘッ…うん、おはよう」


「えヘヘヘ〜」


(………訳わかんねぇ…)

何がそんなに嬉しいのか…

ずっと笑ってる…


やかましい奴だ…


でも…




退屈はしないな…

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