《MUMEI》
珍しい
,





帰り道……


私は真琴に素直な気持ちを伝えたことを雅也に話した。


「そうか……良かったな!!真琴はいい奴だからそうゆう答えをだしてくれたんだよ…きっと」


「私も……そう思うよ」


真琴は見た目じゃ考えらんないぐらいに性格がいい。


優しい。



そんな真琴に千夏は惹かれたんじゃないかなって思う。



「これからも5人で仲良くしような!!いつもと変わらず、俺と千夏と遥が盛り上げ担当さ♪」


「そうだね!!」


5人で仲良くする……。


明るい学校生活をおくりたい。


私と雅也はそう思っていた……





のに…………ね…………。













"今日、新しい歌のレコーディングだ〜!めんどい(-_-)"


家に帰ってケータイを見ると雅樹からメールが届いていた。


新しい歌のレコーディングやるんだ……。


次はどんな歌なんだろ?



そう思いながら私は雅樹にメールを返した。













次の日―…


マコト「あっ…秋菜おはよ」


真琴は普通に挨拶してくれた。

私はそれが嬉しくて、
「おはよ」
って、笑顔でかえした。





マサヤ「おっ!!真琴と秋菜だ!オハヨー!!」


チナツ「おっはよ〜♪」


教室に入ると相変わらずテンションの高い2人が出迎えてくれた。


その時私はあたりを見渡した。


「遥は??」


そう……


いつも私より先に来ている遥がまだ来ていなかったのに気づいたんだ。


チナツ「そういえばまだ来てないなぁ〜珍しい!」


……どうしたんだろ…。












その日………




遥が学校に来ることは…なかった………。







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