《MUMEI》
"光"
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クリスマス・イヴ―


私は雅也たちと真琴の家に来ていた。


雅樹は今日は休みがとれなかったから、クリスマスに一緒に過ごすことにした。


チナツ「メリークリスマス!」


マサヤ「今日は明るくいこうぜ!!」

ハルカ「イェーイ!!」


久しぶりの明るい遥に私たちは嬉しくなった。


何時もの遥だ……。


それが何より嬉しくて…


自然に笑みが溢れた。


マコト「雅也〜!!歌えよー!!」


マサヤ「いいぜ!!クリスマスソングでいくぜ!!」


ハルカ「私も歌う!」


マサヤ「音はずすなよ!!」


ハルカ「大丈夫だもん!!」


雅也と言い合っている遥は前と同じ笑顔………。


良かった………。




クリスマス・イヴの夜―……




遥は魔法がかかったのように私たちと笑いあった。


雅也とボケてつっこんで…


千夏とサンタクロースの格好をしたり…


騒ぎすぎて真琴に怒られて…


私があげたプレゼントで喜んでくれて…



本当に嬉しくなった。




遥の笑顔は






私たちの心に








"光"






をくれた。





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