《MUMEI》
番外編2 雫の場合
(今日は日曜日…)

(バカ親父は相変わらず帰って来ないので…)

(可愛い雫と二人きり…)
考えていると、部屋の扉が開いた…

「おにぃ…おはよう…」

「おはよう、雫」

雫だった…

朝飯が出来たらしい…

「おにぃ…抱っこ…」

(…………可愛すぎ……)
雫を抱き上げ、一階に向かう…


朝食後…

「えいっ…」

「あ…」

「とりゃ…」

「NO…」

「てい…」

「あっ!……ちくしょー、また負けたぁ…」

今は雫と格闘ゲームをしている…

ちなみに俺は15戦15敗
全部負けている…

「うぅ…もういいよ…」

俺が部屋の隅でいじけていると…

「…おにぃ…ゲームなんか出来なくたって…おにぃはカッコイイよ…」

「…………………………」
「ボクは…おにぃがゲーム弱くたって大好きだよ」

「…雫…」

雫を抱きしめる…

(もう可愛い!可愛すぎ!絶対他の男になんかやるもんか!)

「雫は永遠に俺の妹だもんなぁ〜」

「……ボク……やだ…」

「……え?…」

「ずっとおにぃの妹…やだ」

「えぇ!?」

そんな…俺の事…嫌い?

「ボクは…おにぃの…奥さんになりたい…」

「ヘ?」

雫は顔を赤くする…

(なんだ…そういう事か…可愛い奴め…)


俺は更に強く抱きしめた…

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