《MUMEI》
下校タイム
「終わったぁ〜…」


やっと授業が全て終わった…


「宗ちゃ〜ん♪」


「なんだいヨッシー♪」


「………………キモい…」

「カズ…ツッコムのもう少し待ってよ…」


「キモい」


「うぅ…まぁいいや、で、義人、なんだ?」


「あ、うん今日一緒に帰ろう」


「却下」


「なんで!?」


「紗枝と帰るから」


「だからじゃ〜ん」


「…………………………」

「皆で帰ろうぜ」


カズだ…


「………紗枝に指一本でも触れたら…殺るぞ?」


厳重に注意しておく…


「オッケーオッケー」


「本当か…?」


「当たり前じゃん」


「…………………………」

その笑顔が信用出来ん…




まぁでも稟とミッチーと一緒に五人で一年の教室に向かう…


やっぱり、もう俺達の噂は色々広まっているらしく…

周りが騒がしい…


そんな中…


俺達を唯一明るい眼差しで見てくれるのが…


「あ、お兄ちゃん」


紗枝がこっちに駆け寄って来る…


なんか…うれしいな…


紗枝が友達に別れを告げてから…


六人で帰路に立つ……

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