《MUMEI》
遥の両親…1
,




遥の家の前まで来た時……


私たちは顔を見合わせた。


そして―………



―ピーンポーン



『はい?』


女の人の声……


遥が死んだとゆうのに何でこんな平然としてられるの!?


チナツ「あっ…遥さんの同じクラスの者です…話があるので部屋にいれてもらえないでしょうか?」

『……………いいですよ…鍵開いてます』


少しの間が気になったが、私たちは部屋に入った。


『お邪魔します』


4人で同時に言い、リビングまで行った。


リビングまで行くとソファーには男の人……


その前の椅子には1人の女の人がいた。


この2人が……両親…。


マサヤ「実の娘が亡くなったとゆうのによく、平然としてられますね。おかしいですよ」


「あんな子……いなくなって正解よ」


チナツ「何ですって!?」


「やっと楽になれるわ〜」


マサヤ「ふざけんな!遥がどんな気持ちだったかもしらねぇクセに平気でそんなこと言うな!!」


チナツ「子供に手をだすなんて、最低な親…!!この世に生きてる意味なんてない!」


私たちは今までにないくらいの怒りを2人にむけた。


この親……
最低すぎる。


マコト「お前らが死んじまえばいいんだよ!!」


チナツ「遥の命かえしてよ!!」


「うるさいわね!!あなたたちに関係ないでしょう!?」


最悪…………


この親…最悪……。


本当に生きてる資格なんてないくらい。


本当に人間なのかって聞きたくなるぐらい。


「君たちはそれを言いにきたのかい?」


遂に…父親らしき人が口を開いた。


チナツ「そうですよ!!それ以外に何があるってゆうんですか!!」


「遥のことはもう忘れなさい」


…………は??


何言ってんの??


この男…………。


「ふざけないでよ…」


私が口を開くと、そこにいた誰もが驚いた顔をした。


「遥が……どれだけ苦しんでたか知らないクセに…!!あんた達のせいであんなに苦しんでたのに!!遥はあんた達のせいでこの世を去った!…あんた達と一緒にいるのが辛くて辛くて、この世を去った!そんな遥の気持ち知らないでしょ!?遥の命を奪ったのはあんた達なんだよ!!あんた達は立派な犯罪者だよ!!」


私は途中から頬に何かが流れるのを感じていた。


それでも私は言い続けた。


「あんた達なんか………消えてしまえばいい!私たちはあんた達を訴えることだって出来るんだから!!」









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