《MUMEI》

『マスター、テンアは大丈夫なんだよな?』


「はい、後でお薬と注射をお持ちしますね。多分一時的の風邪でしょう。」


「そうか…。」


シンヤは安心した顔をし、テンアを見た。


「マスターさん、テンアちゃんをベッドに。」


アキラも安心したような顔をしていた。


「はい。」


マスターはテンアを優しく寝かせ、右手から緑色の光を出し、テンアを包むようにした。


『なんです、その光?』


「これは、気を安定させる光です。」

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