|
《MUMEI》 忘れない, 私たちはカラオケへ向かった。 遥… 私たちの気持ち… 受け取ってね… ﾏｻﾔ｢歌いたい人〜｣ と、雅也が言うが誰も挙手しようとしない…｡ やっぱりいざとなると、恥ずかしいでしょ？ 皆の前で歌うなんて……｡ ﾏｻﾔ｢じゃあ、一番は俺！｣ え〜!? 雅也が歌うの!? 雅也はマイクを持ち、曲を設定する。 雅也が設定した曲… それは雅樹の歌 "ワスレナイ"だった…｡ 雅也が歌い出し、私たちは黙った。 私は歌詞に目を通した。 "ワスレナイ" 輝きに満ちていた 君がいた場所、時間 今でも変わらないまま… 僕は弱虫で… どうすれば 強くなれるだろう どうすれば 涙こぼさずにすむだろう でも 僕にはきっと出来そうにない 空は青くて 雲は白くて 風は僕の感情揺さぶる 君のこと きっとワスレナイ 君の優しさ ずっとワスレナイ 君のこと ワスレナイ 私も… 遥のこと 忘れない……｡ , 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |