《MUMEI》
輝き続ける
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雅也は歌い終わるとマイクを置いた。



マサヤ「次はお前らの番」


チナツ「………じゃあ私が…」


千夏はマイクを持ち、立ち上がった。


雅也は私と真琴が座ってる席と反対側に座る。


千夏は曲をいれた。


千夏がいれた曲は
"青い空"
だった…。


前奏が流れはじめ、私たちは千夏の歌に集中した。




"青い空"




この屋上から見た空
君は覚えているかな?
あの時見た空は
今も変わらず青くて


手探りで探してた
私の本当の笑顔
君は私に手を差し伸べ
全てを教えてくれた


2人の時間は
長いようで凄く短くて
それでも
話そうとすると
キリがない
思い出は今も
私の胸の中で
輝き続けるよ
あの……
青い空のように





私は泣いてしまった。
あまりにいい歌詞で…。


私たちと遥の思い出は


きっと




輝き続けるよね…。






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