《MUMEI》
空と輝く太陽
,





気がつけば、もう2月―



もうすぐ、高2生活も終わり…。


私は今日……



雅也たちと、遥のお墓に来ていた。



マサヤ「遥……元気か??そっちはどうだ??こっちはもう2月でめっちゃさみぃよ」


マコト「遥がいない学校生活…まだ慣れねーよ」


チナツ「もうすぐバレンタインデーだけど遥にチョコ持ってきてあげるからね」


「遥の好きなモノとか沢山、持ってきたからね…」


私たちは手を合わせる。


遥…
元気ですか?


私たち…
まだ遥のことばかり気になって前へ進めないんだ。


本当に遥がいないと何も出来なくて……


もしかして、遥笑ってたりしちゃってる??


弱い私たちを見て……


でも遥が笑ってくれてるのなら私はいいよ。






空を見上げる。



雲一つない綺麗な空。




キラキラ輝く太陽。





今、





この瞬間……





遥が笑ったような






気がした。






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