《MUMEI》

オレの目に…

兄貴の後ろで満面の笑みを浮かべてガッツポーズを見せる岡ヤンの姿が飛び込んできた…!


偶然とはいえ、亀のように遅いオレがフレディとサロンをブチ抜いた…。

二人はその奇跡的な出来事に歓喜していたのだった。


(あぁ…オレの走りを喜んでくれてるのか…)

ジン…と胸の奥が熱くなる…


その喝采は、オレに対する最高の褒美だった。

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