《MUMEI》 珊瑚礁, 楽しい沖縄旅行も今日で、終わり。 そう… 今日は8月2日―…… マコト「もう帰らなくちゃいけないのか…」 チナツ「もっといたかったよ〜」 私も―…… もっといたかったな… 沖縄に… どうせ、帰っても雅樹はツアー中でいないし…。 つまらないよ…。 マサヤ「まぁ最後を楽しもうぜ!!俺らが乗る便は12時45分だからまだ遊べるし!なっ!!」 雅也が笑顔で言う。 すると千夏と真琴は笑顔で頷いた。 私たちは最後に、珊瑚礁を見に行くことにした。 やっぱり… 沖縄と言えば珊瑚礁だよね。 雅樹は珊瑚礁に、つれていってくれなかったけど。 その代わりに行き着けのお店だったっけ。 チナツ「見て!!珊瑚礁!見えてきたよ!!」 千夏が指さした方を、私たちは見た。 マコト「すっげー…」 私は感動で声もでなかった。 凄く綺麗…。 珊瑚礁で海がピンク色に見えるよ…。 こんなの沖縄でしか見れない… チナツ「写真撮らなくちゃ!!」 マコト「俺も!」 2人はケータイをだして写メっていた。 私は普通のカメラを取り出し、記念に一枚。 綺麗に撮れた。 雅也の方を見ると珊瑚礁に釘付け。 私にも気づいていない様子。 すると雅也は私が思いも寄らないことを言ったんだ。 「すっげー懐かしい………」 向こうから千夏たちのはしゃぐ声が聞こえる―………。 雅也―………… あなたには、きっと…… そんな声も 聞こえていないだろうねー… , 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |