《MUMEI》

『「次は私たちが質問してもいいですか?」』


「うん、いいよ。」


『「綺惟羅さんは、どうして芸能界に入ったんですか?」』


「歌うことが大好きだったから。」


『「そうなんですか。私たち、綺惟羅さんとユニット組めて幸せです。」』


「ありがとう。あと敬語使わなくていいよ。」


「でも綺惟羅さんは。」


『先輩だし、年上ですし。』


「年上って、あなたたち何年生?」


『「高校2年生です。」』

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