《MUMEI》
最後の種目、色別リレー
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午後の部もいよいよ、大詰め。


只今の状況…



白組、2305点


青組、2310点


赤組、2300点


かなり頑張った結果、


白組とは5点差に。


青組とは10点差になった。



次はいよいよ、色別リレー。


私たちの番!



「頑張って〜!!」


「優勝するぞ!!」


「絶対に一位とれ〜」


赤組の席からは私たち、色別リレーメンバーに黄色い声援が。


これは頑張るしかない!



私たち赤組、色別リレーメンバーは顔を見合わせて頷いた。



私たちは移動し、リレーメンバーがいる場所へときた。



チナツ「絶対に負けないから!」


千夏は、ブイサインで私に言った。


マコト「このまま、優勝は俺らだから!」


真琴は余裕の笑み。


マサヤ「優勝は俺らだ!」


雅也はアンカーのタスキを肩にかけた。


一番目に走る人がスタンバイする。


白組は千夏が一番だ。


私たち赤組は2年生の男の子。


青組は2年生の女の子だ。


圧倒的に白組が有利…。


「雅也先輩!俺、できる限りの力を出し切って走ります!!赤組を優勝させるためにも!」


第1走者の男の子は雅也に自信満々に言った。



「よくぞ言った!我が後輩!!期待してるぞ!!」



「はい!!」



第一走者が所定の位置につく。


『最後の種目、色別リレー!!いよいよ、始まります!!』









"パーン!"








スタートの合図で






第一走者は、勢いよく走り出した。











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