《MUMEI》
摩訶不思議な食べ物
「ユージ、テンアちゃん大丈夫?何食べたの?」


アキラは水の入ったコップを、俺とテンアに渡した。


「あっ!ユージ!レッドボール噛んだの?」


『レッドボール?』


「えっ!レッドボール知らないの?」


「ユージさん、レッドボールは噛んではいけないのです。舐めて食べるんです。」


『舐めて食べるんですか…。』


マスターは、レッドボールを取り口に入れた。


俺は不安な顔をしながら、マスターを見た。


辛くないのか…?

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