《MUMEI》
焦り
93〜97周目…

この4周の間に、トップを走るオレを2台のマシンが追い抜いていった。


どちらも元々周回遅れだったマシンなので、大勢に影響は無いのだが…

やはり後ろから来るマシンに抜かれるのは嫌なものだ。


下位のチームとはいえ、オレより速いライダーは大勢いる。

所詮オレは、岡ヤンの神がかり的な走りがあって、トップを走っているに過ぎないのだから、当然と言えば当然だ…。


しかし…

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫