《MUMEI》 下駄箱で, 次の日の学校―…… 少し気まずかった。 雅也と会うのが…。 と、思っていた矢先に下駄箱で雅也に出会ってしまった。 「………よぉ…」 雅也はいつもより、低い声で私に言った。 「……おはよ」 私は靴を履き替える。 重い空気が2人の間に流れる。 私はそれが嫌だったので教室に向かおうとした。 すると… 「昨日はごめん」 「え…??」 雅也はいきなり謝ってきた。 「いきなりあんなことして…昨日のことは忘れてくれ」 「雅也…………」 「俺のこと…嫌いになったか??」 「……なってないよ」 私が答えると雅也はいつもの笑顔で。 「良かった…!!」 雅也は靴を履き替え、私のところまで来た。 「教室……行こうぜ!!」 「……うん!!」 私は雅也と一緒に歩き始めた。 雅也が何でいきなりあんなことをしたのか……… その理由を知るのは……… もう少し…… 後の話………… , 前へ |次へ |
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