《MUMEI》 3位転落そのマシンは、U字コーナーの飛び込みでオレのインを鋭くえぐった! そいつに抜かれる間際、左バンクを始めたオレの左半身にガツンと体当たりを見舞われた! (危ねッ!!!) オレのマシンは大きくバランスを崩し、アウト側へ振られた。 そこは午後のフリー走行で転倒した場所だった。 一瞬その時の悪夢が蘇り、一去年に死んだ爺ちゃんの顔が脳裏に浮かぶ…! 『ボケェーッ!!!』 迫り来るタイヤ・バリアを前に、オレはダーティなパッシングをかけてきた相手を罵った! 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |