《MUMEI》
少しの笑顔
その時
テンアが
笑ったように見えた。


微かだが
笑ったようにみえた。


俺はなんとく、テンアに聞いてしまった。


『テンア、今笑ったか?』


俺の台詞に、みんながえっ?という表情でテンアを見た。


「なぜ私が笑う?」


『いや今笑ったように見えたから。』


「馬鹿を言うな。私は笑い方など知らん。」


『そうか。』




その後俺たちは、料理を沢山食べ、部屋に戻った。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫