《MUMEI》
メール
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初日は何とか終了―…



私は友梨と花梨と一緒に楽屋へと向かう。




「秋菜ちゃんお疲れ♪明日は休んで、また明後日来てね!!」


花梨は可愛らしい笑顔を見せながら私に優しく言う。


「分かった!」


「じゃあ、私下まで送ってあげる!」


「ありがとうございます!!」


友梨は本当に優しい。


こんな頼れる優しい大人になりたい…。


「秋菜ちゃん、敬語やめてよ〜タメ語でいいから♪」


「えっ…でも〜…」


「いーのいーの!花梨だってタメ語だし!!敬語使ったらお仕置きしちゃうよ(笑)」


「うっうん!!」


「よろしい☆」


友梨は自分の鞄を持ち上げて私と一緒に下まで行ってくれた。












"一緒に花梨のマネージャー頑張ろうね!!p(^-^)q"


友梨からそんなメールが届いて私はまた頑張れる気がした。




あれ?



もう一件、メールが……




"小さな丘に来て"





雅樹からだ………





何だか少し気まずい……






だけど会いたい。








久しぶりに会える………







何て言われるかな……




何か少し怖いな………







私はそんな思いを抱きながらも丘へ向かった。












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